この前あった人に「最近コンバットエルフ流行ってますよね。コンボじゃなくてビートするエルフ」って「コピーデッキですか?」みたいなニュアンスで言われた。

ちがーうの!!ワタクシが流行らせたの!!あと、これはコピーじゃなくて、1から頑張って組んでんの!!!つかコンバットエルフだってシナジー重視やし、グリンパスこそ入ってないけど普通に3キルぐらいならできるデッキやし!!コンバットの名づけやって、戦闘(コンバット)だけするから付けたんじゃなくて、かっこいい名前探してて「コンバットナイフ」とエルフ合わせたら語呂がええし最高やん!!と思ったから付けたんやしー!!


これには蟲さんおこです。


んで、この機会に正しい認識を植え付けよう作戦。


1.名前の由来
・グリンパスを抜いて、コンボではなくコンバットに重点を置いたエルフ→違いまーす
・かっこいいデッキ名考えてた時に、コンバットナイフ とエルフ合わせたら語呂的にいいなと思った。あと、コンバットは「コンボ<通常戦闘(コンバット)」の比重で決めたのではなく、コンバットランド(ケッシグとかペンデルとかを勝手に命名)を3枚以上入れていているから付けました。

2.つくったのはワタクシ
 ぶっちゃけグリンパスを入れてないエルフ自体は草の根レベルで割とよくあるデッキです。ただ、SCGやハレルヤ、AMCといったレシピだったり、DN上の記事(前アカウントとスマホのお気に入りで、1度でもエルフ日記書いてる人は大体見てる)を見た限りでは、「コンバットエルフというデッキ名やケッシグ入りのエルフ」が話題に上がることはなかったと思います。
 初めてコンバットエルフという名称で日記を書いたのは2014/6/15の五城楼46thで一没した時です※。それまではクレイドルエルフ(2年ぐらい前はクレイドルは1~2枚がデフォだったので、4積みは珍しかった)だったり、DDエルフだったりといった名前で使用していました。
http://elvishspritguid.diarynote.jp/201406152316252189/

 年代別でみていくとローウィン時期の親和エルフや、エクステンデットでエルフが上位独占した辺りを過ぎ、2010年頃はCTGやディードスティルに対抗するために復讐蔦やオーダー、マントル入りのエルフを使用→2011年5月に登場したMMが猛威を振るっていたオーダーエルフ(当時はビヒモスが居ないので、オーダーInは主流ではないというかエルフ自体死滅デッキ)にマントルやロフェロス、死後の一突きが入った物を使用。
 また、合間にエルフテゼレット、エルフバベル、エルフアサシン、ボガーダンエルフバイン、光葉親和エルフ(グリンパスなし)、ペインターエルフパーミ、エルフドレッジといったデッキを作成。
http://roricom.diarynote.jp/201012310749247905/

 もちろん垣間見る自然入りのエルフも使用し、多くのエルフデッキを試してきました。2012年頃は増えてきた部族や2011年9月にデルバーが参入したテンポ、コントロールへの削りのためぶどう弾入りのエルフを使用
http://roricom.diarynote.jp/201205210018154637/

女王スズメバチも発売前より強いと言い続け、発売当初の2011年6月より使い続けています。

http://roricom.diarynote.jp/201109080029381687/

2013年頃は通常の親和エルフで大会にでたり、、石鍛冶やデルバー環境で十手が強かったために「十手4本、ぶどう弾入りのエルフ」を使用したりしました。トーモッド3枚もこのころから使用しています。ドレッジやリアニに対して軟泥は遅すぎることから採用です。
http://roricom.diarynote.jp/201308182252439614/
http://roricom.diarynote.jp/201310152358535488/

ここ4~5年エルフを使い続けてましたが、いづれの時代も環境のメタに合わせてデッキを調整しています。

日記では名言していませんが、垣間見る自然弱くね?っていう発言も4年近く前からしています。仙台だとチャリスやストーム対策、除去の嵐に疫病が流行っていたので、対策されても動けるカード模索を続けていました。グリンパス抜きデッキの数々が、物語っています。


●2011年頃
・・・CTGやMM、ディードスティルに対抗するための復讐蔦。これはカウンターや全体除去(当時は滅び、ディード、ラス、炎渦竜巻が主流)対策で使用しました。
●2012年頃
・・・デルバーや部族が増えてきた影響でぶどう弾を入れる
●2013年頃
・・・十手環境のために十手やぶどう弾を入れる→ネメシス参入により、通常の速度重視親和エルフ使用→トリコミラクルとの相性改善のために試行錯誤
●2014年頃
・・・トリコミラクルに勝てて、テンポやコンボにも戦えるコンバットエルフ作成


3.どんな考えで作ったのか
 環境のTier1にBUGデルバーとかトリコミラクルがいます。これらはマッチを通してみると相性が悪いデッキです。トップメタに弱いデッキでは勝てないと思い、調整しました。
 どちらのデッキにも衰微が刺さるためにメイン衰微。また、除去や相殺を置いてくるデッキには垣間見る自然が弱い為に抜きました。

 よく、「垣間見る自然はサイド後も2~3枚引けるから強い」みたいなことをいう人がいます。ですが、テンポのようなデッキパワーが高いデッキのドローと、個々のカードパワーが低く、7~8枚カードを引くか特定のカードを引かないと勝てない構成のエルフデッキをごっちゃにした発言だと思います。
 個々のパワーがテンポほど高くないエルフは3枚引いて3枚マナクリということも多いですし、引いた不要牌を戻すブレストもありません。それならば引いた時にきっちり仕事をする衰微メインの方がメタ的に強いと思います。

 個々のカードについてですが、コントロールに対してケッシグは非常に強く、カウンターされないフィニッシュ&削り手段で、このデッキの核と言えます。女王スズメバチやルーリクサーにより、ビートとストーム系をメタれています。特定のデッキに刺さるデカブツを、ドローが止まることを恐れず詰めるのも、コンバットエルフの強みと言えるでしょう。

 また、衰微をメインに移したことによりサイドスペースが広がり、対応力が上がりました。ドレッジ、ANT、SnT、トリコミラクル、テンポ、ビート、部族といったデッキに対しサイドボードを用意できます。

 さらに、親和エルフと若干対処方法が異なるため、エーテルや謙虚などの一部対策カードが腐りやすくなっています。対策されずらいのもポイントが高いですね。除去を多く入れてくる相手には、オーダーが強いです。ただ、遺産やイラクサ、樺といったクリーチャーは、2~3体並ばないとマナが出ないです。除去が多いデッキには効率が悪いので、初めからラノエル、死儀礼、東屋の12枚体制にしました。

 3枚の大ドルイドによって、クレイドルも7~11枚体制です。ビヒモスなどがハンドに来たり、ゼニスから出す場合に非常に心強い構成でしょう。

 以上のような「トップメタに対してメインから勝てるようにする」、「親和エルフと対策をずらす」、「サイドボードを広げて、対策カードを積みやすくする」といったことを意識して、コンバットエルフを作成しました。

4.まとめ
コンバットエルフは儂が育てた。

コメント

サル
2014年9月20日13:40

>「コピーデッキですか?」みたいなニュアンス
何を意図してその方がその発言をしたか理解し難いですが、
気持ちの良いものではないですね。

>コンバットエルフの名前の由来
初めて知りました。。
ネメシス出されても、終末で流されても
ケッシグで乗り越えるのが由来だと思ってました。

蟲さん独自のエルフ理論&デッキ構築はお話聞いてて、
とても参考になります!
以前の不毛の大地入りのエルフで事故ってたのは無かった事にしましょう(笑)

ご飯屋
2014年9月20日14:32

ここで言わずに、面と向かって教えれば、一発入信じゃん!

そろそろ大きい大会で勝って勇名を轟かすべきだね
でも俺的には、ケッシグ入れてるとこにしか魅力を感じないんだよね…

やーとみ
やーとみ
2014年9月20日14:37

蟲先輩の構築は非常に参考になります。
エルフに石鍛治が今個人的に熱いです。
大ドルイドは侵入警報の影響で使ってましたが、強いですね。いざという時にロード能力がすげえ役に立ちます。

JING
2014年9月20日20:12

相手「最近コンバットエルフ流行ってますよね。コンボじゃなくてビートするエルフ」
相手「コピーデッキですか?」
蟲さん「オリジナルですよ」
相手「素敵!抱いて!」
オラオラチンポチンポセイヤセイヤ

となるはずが…フラグを折ってしまいましたね

渦巻く相殺@Lv.21
2014年9月20日22:35

結論: お前が悪い! 以上(^-^)/

蟲とーくんの中のフレンズ
2014年9月23日10:07

>サルさん
ケッシグ最強!!
不毛入りエルフはランデスエルフに引き継がれました。

>りんちゃん
大きい大会は、まず0回戦の壁がおおきすぎるんだよなぁ・・・。
東京に住みたい。

>やーとみさん
ネメシス減ったし、今なら十手を積みなおしてもいい気がします。
ロードは偉大。
これ、部族の真理。

>ジンさん
相手が守備範囲外やったからなぁ~。
タケダさんなら一発いってましたわ。

>まきまき
清廉潔白で有名なワタクシになんてことを。
きっと世間が追いついていないだけや。
いつの時代も天才は理解されないものよ。

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